地図は無料、表示すればキャッシュされます
─いちど表示すれば山奥で使えます ジオグラフィカはインターネットから地図をダウンロードします。一度表示した地図はアプリ内に保存され、ネットに繋がらない環境でも再度見る事が出来ます(※)。 ※保存される容量や期間には制限する事も出来ます。その場合、古いものから消えていきます。 |
地図の種類
メニューの『地図』を押すと地図の選択ウィンドウが表示されます。どれか1種類を選んで使う事が出来ます。地図ごとに特徴があります 国土地理院系
OpenStreetMap系
Google Map系 白地図
|
オーバーレイ
メニューの『オーバーレイ』を押すとオーバーレイの表示非表示を切り替えるウィンドウが表示されます。 色別標高図
海上交通 |
キャッシュについて
ジオグラフィカの地図キャッシュには2種類ありますが、まず簡単な『表示キャッシュ』について説明します。 表示キャッシュは、一度画面で表示した地図を保存したものです。山行前に登山予定ルートの地図を眺めて計画を立てればキャッシュは完了です。表示した分の地図についてはキャッシュされていますのでオフラインの山奥でも表示されます。 ただし、例えば広域の地図は表示したけど詳細の地図を表示していない場合、詳細の地図は保存されていないので現地で困ることになります。予定ルートに沿う地図くらいは細かめの地図を表示キャッシュしておくとよいでしょう。 表示キャッシュの自動削除 メニューの『表示キャッシュ設定』で容量と期間を指定できます。詳しくはヘルプの『設定』をご覧ください。 ただし、アプリインストール直後、機能制限が掛かっている状態では容量設定を100MB以外に変えられません。もしも当アプリを気に入っていただけたらメニューの『設定』-『制限解除』から制限解除のライセンスをご購入ください。詳しくはこちら>> |
一括キャッシュ
多少ややこしいのが一括キャッシュです。表示キャッシュは表示した地図がキャッシュされますが、こちらは範囲を指定してその範囲内の地図を一気にダウンロードする機能です。ただし一度にダウンロード出来る量には制限を設けています(サーバー負荷を考慮したため)。 1.メニューの『ツール』-『一括キャッシュ』をタップしてください。 2.地図をスクロールさせてキャッシュしたい場所、ズームレベルを決めます。おおよその位置が決まったら。を押してください。 3.赤い枠は四隅を長押ししてドラッグし、微調整できます。範囲が決まったらを押してください。 4.最終確認画面です。一括キャッシュの名前を入力して最大ズームレベルを決めて下さい。 ズームレベルの数字を大きくすると細かい地図までダウンロードしますが、当然その分だけ時間が掛かりますし余計な地図までダウンロードされるので容量を食います。同じ山域でも行く予定が全くないエリアはそこまで詳細な地図は必要ないかと思います。 一括キャッシュではズームレベル13~15程度までにしておいて、それ以上の細かい地図はルートに沿って表示させ、表示キャッシュで対応するのがよいと思います。 一括キャッシュの管理
メニューの『ファイル』-『一括キャッシュ』をタップすると一括キャッシュの管理画面が開きます。 キャッシュの再ダウンロードなどが行えます。詳細画面ではキャッシュ内のタイルマップ1枚ずつを管理することも可能です。各行のを押すと詳細画面が表示されます。 各行をタップするとタイル画像が表示されます。確認にお使い下さい。未ダウンロードのタイルについては赤字で表示されますので、右にあるダウンロードボタンを押してダウンロードしてください。なお、中にはサーバーにも存在しなくてダウンロード出来ないタイルもあります。ご注意ください。 |
カスタムマップ
この機能は同作者のGPSアプリ、DIY GPSユーザーのために作ったので、使い方がよく判らない場合は無視してください。 DIY GPSと同様にKMZファイルをインポートして表示する事が可能です。DropboxやDIY GPSからエクスポートしてGeographicaにインポートさせる事が出来ます。 インポート後にメニューの『ファイル』-『カスタムマップ』を開き、目玉ボタンを押すか目玉の左にある右矢印ボタンを押せば表示出来ます。 カスタムマップを使うと、こんな風に明治時代の地形図で登山をする事も出来ます(道や地形の変化、測量誤差に注意)。 カスタムマップはメモリを大量に消費します。iPhone4S以前の古い機種での使用、大きなサイズのカスタムマップの使用はご注意ください。アプリの動作が不安定になります。 動作が重いと感じたら、地図メニューで『白地図』を選んでカスタムマップのみ表示するようにしてください。白地図は省メモリで動作するので動作が軽くなるかも知れません。 または、広い範囲は通常の地図を使い、狭い範囲の、特に大事な部分だけカスタムマップをインポートして使うといいかも知れません。独自の海図や自分でスキャンして切り出した山と高原地図などはカスタムマップにする意味もありますが、普通の電子国土地図などキャッシュで対応出来る地図の場合はカスタムマップではなく表示キャッシュや一時キャッシュなどを使う事をおすすめします。 カスタムマップを表示しっぱなしにしておくとアプリの起動に時間が掛かったりメモリを圧迫したり、あまりいいことはありません。使い終わったカスタムマップは速やかに非表示にしてください。カスタムマップ管理画面の目玉アイコンをもう一度押すと非表示になります。 |