オフライン環境で地図を見るためには、事前に画面に表示してキャッシュする必要があります。
キャッシュが無い地図は表示されません。。
■キャッシュの手順
1.画面上部の座標バーをスライドさせて検索画面にする。
2.見たい山や場所の名前(山名や地名)を入力して検索。
3.結果が出たらタップしてその地点の地図を表示する。
4.予定コースに沿って等高線が見える程度の詳細地図を表示させる。
5.山域全体の広域地図を表示させる。
詳細地図と広域地図の両方を見ておいてください。キャッシュ後に機内モードにして、オフラインでも正しく表示されるか確認してください。
もし地図のキャッシュをした上で、その地図が表示されないとしたら下記をお読みください。
・画面右のツールボタン上から3番目を押して現在地に飛んでください。→国土地理院の地図は国内しかありません(日本から外れた場所を見ていた場合)。
・確実にキャッシュした場所を見てください。→キャッシュしていない地図を見ようとしてる場合。座標とズームレベルがキャッシュした地図からから外れている。
・しばらく放置してください。→地図の読込みに時間が掛かっているだけの場合。
・アプリを再起動してください。→上の放置と同じ理由。
・山中で表示されない場合は機内モードにしてみてください。弱いネット接続があるばあい、未キャッシュエリアの地図を表示しようと頑張った結果地図が表示されないことがあります。
・ネットにつながる場所で未キャッシュエリアの地図が読み込まれない場合は、一般設定のオフラインモードがオフになっているか、機内モードが解除されているか、ネットに繋がっているかを確認してください。
・スマホのストレージの空き容量が少なくなるとシステムによってキャッシュが削除されることがあります。ストレージの空き容量を確保してください。
あとはよくある質問を貼っておきます。該当する物がありましたらお試しください。
■地図について
Q.地図のダウンロードが遅い、表示が遅い。
A.Open Street Map系は総じてダウンロードに時間が掛かります(サーバーの距離とか処理能力の問題)。日本国内で使う場合は地理院地図や色別標高図をお使い下さい。
Q.地図をキャッシュしようとしても表示されない。
A.携帯ネットワークやWifiネットワークに繋がっているか確認してください。iPhoneは設定でアプリごとの許可内容を開いて、モバイルデータ通信がオンになっているか確認してください。
ジオグラフィカの一般設定でオフラインモードになっていないか確認してください。地図の種類が地理院地図の場合は日本国内の地図しか表示出来ません。Open Street Map系の地図は表示に時間が掛かる事があります。
Q.山奥で地図が表示されない。
A.ジオグラフィカは『キャッシュ型オフラインGPSアプリ』です。地図データは一度画面に表示させてキャッシュ(保存)する必要があります。山行前に予定ルートの地図を画面に表示すれば自動でキャッシュされます。キャッシュした地図については携帯圏外でも表示出来ます。
Q.地図のキャッシュが勝手に消える。
A.表示キャッシュは一定の期間や容量によって自動で削除されます(初期設定の場合2,3回前に登山したときの地図が消える感じです)。またストレージ容量の空きが少ないとOSが削除することもあります。またAndroidの場合、容量を超えていなくても端末クリーナーアプリなどによって削除される事がありますので、クリーナーから除外してください。どうしても消されると困る場合は一括キャッシュをお使い下さい。
Q.一括キャッシュをダウンロードしたがどう使うのか?
A.キャッシュは表示キャッシュも一括キャッシュも、ダウンロードしたらあとは地図表示プログラムが必要に応じて利用します。ユーザーはなにも気にする必要はありません。そこにあるデータを勝手に利用します。
一括キャッシュを大量に保存すると、スマホの性能次第ですがアプリの動作が重くなります。地図表示が遅くなったら不要な一括キャッシュを削除してください。
Q.目的の山を探すのが大変です。
画面上部の座標情報部分を左にスライドすると検索画面が表れます。山名や地名を入力して検索してみて下さい。もしくは、マーカー一覧に世界の高峰と日本300名山データが入っています。そこから目的の山を探してジャンプボタン(右矢印ボタン)を押してください。
Q.海外で使いたい
A.海外で使う場合は地図メニューで地図の種類を『OSM』や『OCM』にしてオーバーレイを『なし(チェックが付いている行をタップするとチェックが外れます)』にしてください。